口腔外科・インプラント
口腔外科
口腔外科とは
口腔外科では親知らずの抜歯や、お口の中の怪我に対応しています。口内炎やお口の中のできものでお悩みの方も、お気軽にご相談ください。
また転倒・衝突により歯を強く打った、口の中を切ってしまった、顎を強く打ったなど、外傷の処置にも対応・治療を行っております。
当院では月1回、口腔外科担当の歯科医師による口腔外科治療を行っております。
親知らずの抜歯
親知らずは永久歯が全部生えそろってから出てくるので、親知らずが生えるスペースがない場合、歯の列から外れたところから生えてきたり、斜めや横向きに生えたりするケースが多く見られます。
そのため親知らずは様々なトラブルの原因となり、場合によっては抜歯が必要となることもあります。
《親知らずによるお口のトラブル》
- 親知らずの生え方によっては歯周ポケットが深くなり、細菌が溜まることで感染性の炎症を起こします。
- 親知らずの周辺は歯磨きしにくく、隣の歯(第二大臼歯)がむし歯になりやすくなります。
- 顎の関節が痛くなる、歯並びが悪くなるなど
歯の怪我を予防するために
歯ぎしりを予防するマウスピース
歯ぎしりの癖があると、歯に負担がかかり、歯がすり減ったり割れたりすることがあります。顎にも余計な力が加わってしまい、顎関節症を引き起こす場合もあります。当院では歯ぎしりの負担を軽減する治療法として、ナイトガード用マウスピースをお作りしています。
歯ぎしりが気になる方は、お気軽にご相談ください。
小さなお子さんの場合
お子さんが活発に動くようになると、歯の怪我は一気に増えます。
歩き始めの頃は転倒などで顔を打たないよう注意しましょう。くわえ歩きでの怪我・事故も多くなる時期ですので、保護者の方はお子さんから目を離さないようご注意ください。
インプラント
自分の歯のように噛める人工歯
インプラントとは天然歯根の代用となる人工歯根(チタン製)のことです。インプラントを顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作ります。
インプラント埋入のための手術が必要になりますので、治療期間も長くなりますが、入れ歯に比べ自分の歯のように違和感なく噛め、自分の歯と同じような生活を送ることができます。見た目も自然で審美性にも優れています。
治療のメリットデメリット
メリット
- 強く噛める
- 左右でバランスよく噛める
- 食べ物の食感が楽しめて、おいしく味わえる
- 取り外す煩わしさがない
- 隣の歯を削らずにすむ
- 自分の歯に負担がかからず、歯が長持ちする
- 発音がはっきりするので会話を楽しめる
- 人工歯自体は虫歯にならない
- 自然で美しい口元に仕上がる
- 笑顔に自信が持てる
デメリット
- 痛み・腫れ・出血・合併症が生じる可能性がある
- 顎の骨に十分な厚みがない場合は治療が受けられない
- 治療期間が長くなる
- 治療費が高額になる
- 長期間使うためにはメインテナンスが欠かせない
安心安全のために
インプラント専門医による治療相談
当院では、インプラント治療を専門とする歯科医師がインプラント治療を行います。お気軽にご相談ください。
インプラント担当医 古谷義隆
東京歯科大学卒・東京歯科大学大学院卒
歯科医師・博士(歯学)
東京歯科大学専任講師
公益社団法人日本顎顔面インプラント学会指導医・専門医
当院で使用しているインプラント
当院では、世界で最も信頼性の高いインプラントととして知られ、スイス・バーゼルに本拠地を置くストローマン社製のインプラントを使用しております。ストローマン社は国際的なインプラント研究団体のITI(インターナショナル チーム インプラントロジー)と密接な協力関係にあり、その膨大な研究成果はストローマンインプラントにフィードバックされています。当院ではこの信頼性の高いストローマンインプラントを大学のインプラント科で培った技術で提供します。
治療の流れ
1.カウンセリング
歯を失った理由やお口の状態には個人差があります。
患者さんお一人おひとりに丁寧なカウンセリングを行ったあと、対象部位を撮影し、診査・診断を行います。
結果を分かりやすくご説明しながら、患者さんにとって無理のない治療計画を立ててまいります。
2.インプラント埋入手術
歯を失ったところへインプラントを埋入し、インプラントが顎の骨にしっかりと結合するまで、約3か月~6か月ほど待ちます。
3.人工歯の装着
顎の骨とインプラントが結合したらアバットメントを取り付けます。
アバットメントに人工歯を装着し、インプラントの手術は終了となります。
自由診療
価格:1本 440,000円(税込)
治療期間の目安:3~4か月程度
※期間は症例により異なります。
メインテナンスで健康なお口を維持しましょう
インプラントはむし歯にはなりませんが、天然歯のような防御機能がないため、細菌感染には弱くなります。
インプラント周囲炎は、歯周病菌に感染して歯ぐきが腫れる病気です。
症状が進行するとインプラントを支えている歯槽骨が下がり、インプラントが抜け落ちてしまうこともあります。
インプラント治療後はご自分の歯以上に丁寧なメインテナンスを行うことが重要です。